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第2期1967年7月55型の生産開始に伴い、4ドアステーションワゴンのFJ45Vは生産終了。


同時にロングのホイールベースを2950mmへ統一、45(B)は再び、単に45と呼ばれることになる。

同じ型式で長さと形態が異なるモデルが混在するため、趣味上の分類としては、1967年以前の45を初代、それ以降を2代目としている。

45(初代)  W/B 2650mm45(B)    W/B 2950mm45(2代目) W/B 2950mmショートのハードトップとバックドアを設計変更。

屋根を鋼板プレスからFRPのモールド品に変更。

クォーター ウインドウ、バックドア ウインドウを拡大、リア コーナー ウインドウを新設、後方視界の改善を図った。

1973年、海外向けのロングホイールベースモデル(2950mm 2代目45シリーズ)に、直6 3.6L 3576c OHV 90HPの、H型ディーゼルエンジン搭載のHJ45を追加。

1974年、B型(2代目)ディーゼルエンジンが投入され、長い40の歴史上でのターニングポイントとなる。

ショートとミドルモデルにダイナ(BU10)用として好評を博していた、4気筒、3000ccのB型(2代目)と呼ばれるディーゼルエンジンが搭載された。


ディーゼル、4気筒共にランドクルーザーとしては初めてとなる。

BJ40とBJ43と呼ばれるこのモデルは、ファイナル ギア レシオをFJ40の3.700から4.111にたった1割下げた以外(実際、ピ二オンギアの歯数が一山少ないだけ)はT/Mも含めFJ40と同じであったが、ディーゼルエンジンの特性から、その走行性能はF型との馬力差(125PSと85PS)を感じさせない、遜色の無いものであり、4気筒のためエンジンの搭載位置が後退したことで、車両の重量バランスやハンドリングが改善される効果も生んだ。


日本では小型登録(4ナンバー)できることもあって好評をもって迎えられたが、その優れた経済性と卓越した性能は、もとより備わっていた高い耐久性と相まって世界的なヒットとなり、販売台数は飛躍的に増えることとなった。


HJ45にディーゼルエンジンが追加されたこともあり、全てのボディータイプでディーゼルエンジンが選べるようになる。


もともとはオイルショックが招いた流れではあったが、これ以降、ディーゼルエンジンはランクルの主流となっていった。


1975年1月ワイパーのピボットをウインドシールド フレームの上部から下部に変更、ワイパー モーター カバーが車外に露出した。

ハードトップのドアを組み立て式サッシからフルプレスに変更。

それまで固定式であったリア クォーター ウインドウを引き違い式と後端フリップアウト式の2種類へ変更。

換気性能が大幅に向上し、後席の快適性が改善された。


1976年8月アウター リア ビュー ミラー(バックミラー)の位置がカウルサイドからドアに変更となり、国内ボンネット型車では初のドアミラーとなり、乗用車(1980年)より一足早い登場となった。


その後、乗用車からの乗り換えユーザーが急増し、車両感覚がつかみづらいとの声が多かったことと、幌モデルでドアを取り外した場合、ミラーも一緒に無くなってしまうことから、1980年7月、国内モデルのみフェンダーミラーへ変更された。

ここまでをビンテージモデルとすることが多い。

[編集] 第3期1979年2月ボディーを大幅に設計変更。

大型プレス材を多用し、パネル枚数の削減と組み立て行程の短縮を図った。

また、鋼板のゲージも下げられた(薄くなった)。

20系以来、室内に置かれていた燃料タンクを室外(床下)配置に変更し、懸案だった安全性と容量不足が改善された(65Lから95Lに拡大)。


ラジエターグリルがオーバルから短形になり、ヘッドランプの間隔も広げられた。

日本国内のみ排ガス対策のため、ディーゼルエンジンをB型から3200ccの2B型に変更、形式もBJ41とBJ44となる。


数字のうえではパワーアップであったが、進角特性の変更でマイルドな味付けとなり、燃費も若干悪化することになる。


フロント ベンチレーテッドディスクブレーキとリアLSDがオプション設定される。

室内のトリムカラーが黒からグレーに変更される。

ファブリック内装に対する市場の反応を見るため、初めての限定車が発表される(国内)。
ボディーカラーはダークブルー、シートトリムはダークブルーとグレーの細いストライプであった。


同年12月バンパーなどのメッキ装飾や、トラック丸出しのリング式ながら白く塗られたホイールで差別化された外観と、室内には紅白のコントラストが鮮やかなファブリックシートを持った、「L パッケージ」が登場。
ランクル史上初めてグレード設定となる。
これ以降、乗用車からの乗り換えユーザーが一段と増えることになる。
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